2016年のペルセウス座流星群の情報

2016年のペルセウス座流星群について、おもに予想される極大情報をまとめました。

極大時刻(世界的に見た場合)

2016年8月12日 21時38分(日本時)

実際に見ることのできる予想流星数

極大日前後に、実際に見ることができると予想される(計算上の)流星の数です。個数は、1時間あたりに見られる流星数です。

月日 時刻 良好な観測地
(5.5等まで見える空)
郊外
(4等まで見える空)
市街地
(2等まで見える空)
8月10日夜〜11日朝 10日21時頃 約3個
(2〜7個)
約1個
(1〜2個)
約0個
(0〜1個)
11日0時頃 約11個
(8〜16個)
約4個
(3〜6個)
約1個
(1〜1個)
11日3時頃 約17個
(12〜24個)
約6個
(4〜9個)
約2個
(1〜2個)
8月11日夜〜12日朝 11日21時頃 約5個
(3〜14個)
約2個
(1〜2個)
約1個
(0〜1個)
12日0時頃 約18個
(12〜25個)
約6個
(4〜9個)
約2個
(1〜2個)
12日3時頃 約29個
(20〜41個)
約10個
(7〜14個)
約3個
(2〜4個)
8月12日夜〜13日朝 12日21時頃 約10個
(7〜6個)
約3個
(2〜5個)
約1個
(1〜2個)
13日0時頃 約31個
(22〜43個)
約11個
(8〜15個)
約3個
(2〜4個)
13日3時頃 約42個
(30〜60個)
約15個
(11〜21個)
約4個
(3〜5個)
8月13日夜〜14日朝 13日21時頃 約4個
(3〜4個)
約2個
(1〜2個)
約1個
(0〜1個)
14日0時頃 約13個
(9〜19個)
約5個
(3〜7個)
約1個
(1〜2個)
14日3時頃 約18個
(13〜25個)
約6個
(4〜9個)
約2個
(1〜2個)

※日本流星研究会の内山茂男さんの集計結果をもとに、実際に見られる流星数を当方が計算しました。
※関東以外では計算結果が少し異なりますが、傾向はだいたい同じです。
※月明かりの影響を考慮しました。
※21時の値が誤っていました。お詫びして修正します(7/19)。

概要

新しいダスト・トレイルとの接近

 ダスト・トレイルとは、流星物質(流星の元となる砂のような粒)のチューブ状の構造です。ペルセウス座流星群は、その母彗星であるスイフト・タットル彗星(109P/Swift-Tuttle)から放出されたダストが形成するダスト・トレイルと地球が遭遇して出現します。通常の極大は、古くから形成されてきたダスト・トレイルが大量に重なった大きなダストのチューブの中で、最も濃い部分と地球が遭遇するときに起こります。
 一方で、比較的新しく放出された流星物質によって作られた濃いダスト・トレイルが地球と接近し、短時間に流星数が増加する副次的な極大が観測されることがあります。
 今年は、おもに次のダスト・トレイルとの接近が予測されます(データは、佐藤の計算による値です)。

 これまでの例では、ダスト・トレイルと地球がおよそ 0.003au 程度まで接近すると、流星数の増加が見られています。今回の1862年放出トレイルとは、0.0014 auまで接近しますので、かなりの流星数の増加が期待されます。
 ただし、残念ながらこの時間帯は、日本の昼間に当たってしまうため、このダスト・トレイルとの接近による流星数増加を日本で観測することはできません(ただし、電波を使用した観測では、捉えることが可能です)。

 この他にもいくつかのダスト・トレイルとの接近が計算されています。詳しくは別ページにて解説します。

ペルセウス座流星群の写真・動画・資料

ペルセウス座流星群の画像・動画などは別ページにまとめました。

参考:今後10年間(2016年〜2026年)のペルセウス座流星群の極大時刻

月日極大時刻極大時刻
の条件
月の
条件
2016年8月12日21時38分
2017年8月13日03時47分×
2018年8月13日09時51分
2019年8月13日15時59分
2020年8月12日22時12分×
2021年8月13日04時17分
2022年8月13日10時20分×
2023年8月13日16時33分
2024年8月12日22時42分
2025年8月13日04時52分×
2026年8月13日11時00分

佐藤 幹哉(かわさき宙と緑の科学館/日本流星研究会/FAS府中天文同好会)
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